〇〇オンチを改善するためには?

こんにちは!

和歌山県ゴールデンキッズプロジェクト指導を務める

キッズアスリートトレーナーの古宮克人です。

運動オンチを単なる運動下手と捉えていませんか?

それは古い考え方で、運動オンチになるということは、本来個人が持っている能力全般の表現の滞りが原因と考えるのが普通ではないでしょうか?

身体というのは、1つ1つの能力を切り離して使うのではなく、様々な能力が脳を起点に全体で統合し関連しあいながら表現されている。

そこから見えてくることは、全体性を無視したトレーニングでは、運動オンチは改善されないということです。

逆にいえば、運動オンチを改善するトレーニングは、音楽の感性を向上したり、コミュニケーション能力の向上につながるということが言えます。

◆運動能力の向上は会話や音楽、勉強にも結びつく

「脳はひとつ」

サッカーでボールを蹴るときや野球でボールを投げるとき、ピアノを弾くときや歌うとき、字を読んだり算数の問題を解いたりするときにそれぞれ脳を取り替えませんよね?

全ての運動に関わる能力の表れです。

運動オンチを改善するということは、特定の動きが上手くなるのではなく、能力全体の可能性を広げることが大切なのです。

特にゴールデンエイジ真っ盛りの小学生期は個人が持っている能力を全体的に向上させることが重要であり、それを踏まえて教育をしていく必要性あります。

◆勉強は体全体で行なっている?

算数の問題を解くとき、まず何をしなければならないかというと、問題を理解することですよね?

問題を理解し解答する時に浮かぶイメージは“動き”のイメージを土台する。そうすることによって、知性は常に脳の中で運動しています。

それらの能力と、実際に運動する時の能力というのは、非常に大きく重なっており、運動において知性は不可欠であり、また知性を発揮する時も体の全体性をもって発揮しているため、決して頭脳だけを使って勉強しているのではなく、体全体で勉強していると言えるのです。

人間の体も心も感覚も運動も本来分けることができないはずなのに、学校などで学問として扱うためにはとりあえず分けざるを得ません。

大人が子どもの教育を充実させるために熱心に指導したり、制度を改定しようとしていいますが、かえってそれが部分的な能力の向上ばかりを促すことに繋がり、むしろ潜在能力を損なっているかもしれません。

だからこそ、学校の先生や習い事やスポーツの指導者など、子どもたちの教育に携わる方々は、指導論や方法論を学び実践していく前提として

「全てのことは脳を起点として関わり合っている」

ということを理解したうえで、指導していくことが大切だと思います。

◆運動オンチなどの〇〇オンチを改善するために

運動に限らず、音楽、味覚、視覚など人それぞれに感覚器官の中で、能力を発揮することが苦手なものがあります。

それは個性であり、何かの能力がうまく発揮できないのであれば、それを補うように何かの能力でカバーしています。

なので〇〇オンチというのは、決して悪いことばかりではありません。

しかし、そのように個性を尊重し、現状に納得するだけでは、その時点で可能性の範囲は限られてくるのもまた事実であります。

子どもたちを実社会のフィルターや大人の価値観フィルターを通して見るのではなく、新たな時代に向けて無限の可能性を発揮していけるように、特に小学生期においては、全体をバランスよく育てる中で相互にバランス良く発達を促していく教育していくことが、〇〇オンチを改善するために非常に重要であり、今後の教育に求められることではないでしょうか。

〈おしまい〉

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